年金 pension 2003 11 7
年金について、いろいろな議論があります。
しかし、みんな、「先送り」の感じがします。
とりあえず、自分の任期中は、これで、なんとかなる。
そういう考えでしょう。
これからの日本は、少子高齢化と人口減が、同時に進行します。
これでは、従来の年金制度は、存在が困難です。
従来の年金制度は、「労働者が増えて、人口が増えること」を前提としてきました。
その前提が崩れるのですから、従来の年金制度も崩れます。
年金の財源は、すべて消費税とすべきです。
年金は、保険料と称していますが、これは、税金の一種です。
つまり、税金を、税務署と年金関連機関が、別々に徴収しているのです。
これは、二度手間で、行政の非効率化そのものです。
それから、消費税に対する不信感が強いのも、事実です。
消費税を、すべて、年金で使う制度にすれば、
消費税に対する不信感も消えます。
少子高齢化と人口減が、同時に進行します。
まじめに考えましょう。
消費税が年金の財源になれば、
年金をもらっている人も、年金の積み立てをすることになるのです。
消費税を、年金で、全部、使ってしまうのも反対があるでしょうから、
消費税は、年金と医療保険制度の財源とするという考え方もあります。